パワーラブ
PowerLab
この一台が記録・解析機器のイメージを変える

主な利用分野スポーツ・バイオメカニクスリハビリ人間工学

PowerLabシステムはAD変換及びマイクロプロセッサを内蔵したハードウェア部分と、データ収録・波形解析処理のソフトウェアで構成されます。特殊なプログラミングを必要とせず、ソフトウェアを立ち上げて信号を入力するだけで、お手持ちのパソコンが簡単に測定・記録・解析システムになり、更に外部機器の制御や連動をはじめ、マクロを使って高機能で複雑な処理装置に変貌します。
ソフトウェアはMacOSとWindowsの両方が用意されており、購入時にお手持ちのOSに合わせて指定していただきます。
総合カタログ(抜粋)

システムラインナップ

- System Lineup -

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研究用パワーラブ

パソコン用のAD変換データ収集・解析プロセッサで、ADインターフェースとデータ取込及び波形解析ソフトウェアで構成されています。AD変換の分解能は16Bitで、微積分・平均・加算・FFT・ピーク検出・SD・単位変換等多彩な演算・解析が可能です。信号を扱う研究者の必携アイテムです。

35シリーズは高機能の上位機種で、8chと16chのモデルがあり、デジタルI/Oを備えています。入力電圧は ±2mV~±10V の12レンジでチャンネル毎に設定できます。1ch最高200kHzの高速サンプリングが可能で、16ch使用時に20kHzの高速で記録可能です。

26シリーズはコストパフォーマンスに優れた小型・軽量モデルで、2chと4chのモデルがあります。入力電圧は ±20mV~±10V の9レンジでチャンネル毎に設定できます。1ch最高100kHzのサンプリング速度を持っています。デジタルI/Oはありません。

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実習用パワーラブ

Tシリーズは、アイソレート刺激装置とバイオアンプを内蔵した教育用のデータ収録装置です。トランスジューサやアクセサリー類を揃えることで、多様な実験を網羅することができます。
PowerLab 15T は、トリガーin、I2Cポート、デジタルI/Oがついていないため、実施可能な実験内容が PowerLab 26T に比べて制限されます。

ソフトウェアは、研究用ソフトウェア LabChart または 学生実習専用ソフトウェア Lt LabStation から選択します。Lt LabStation では、装置のセットアップ・計測・解析・レポート出力の操作を、画面の指示に従って進めることができます。

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パワーラブ実習用システム

このシステムは国際的な生理学者チームの知識を結集して、大学での生理学実習キットとして、40以上の実習とラボ実験を網羅したものです。ハードウェア、ソフトウェア、マニュアル、各種実験設定ファイルで構成されています。生理学領域の実験に必要な機能を装備しています。

「実習基本システム」「ヒト生理学システムI」では、ヒトのECG(心電図)、EMG(筋電図)、EEG(脳波)、血圧、呼吸数を測定できます。

「実習標準システム」「ヒト生理学システムII」では、「実習基本システム」「ヒト生理学システムI」の内容に加え、呼吸(スパイロメトリ)に関する実験が可能です。

「実習総合システム」「生理学標準システム」では、「実習標準システム」「ヒト生理学システムII」の内容に加え、摘出した動物組織の実験(カエルの心臓、神経、骨格筋/神経節結合 等)が可能です。

他にも専用ソフトウェアでコントロールする各種シグナルコンディショナ等が別途用意されています。

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運動生理学メタボリックシステム

運動機能の基礎実験用及び医学系大学での基礎生理学実験用として開発された商品です。
呼気のO2、CO2濃度を記録し、フローヘッドから呼吸量や呼気流量をモニタします。また、付属のバイオアンプでECG、EMGも記録することが出来ます。更にサーミスタ1chの他、一般測定用の2chで心拍数、血流、血圧の同時記録もします。パワーラブのChartソフトとメタボリックシステム専用記録ソフトで様々なオンライン/オフライン解析をすることができます。