動作解析用ツール
Instruments
ビデオ動作解析をする為の補助装置群を紹介

主な利用分野ゲーム分析スポーツ・バイオメカニクスリハビリ人間工学

ビデオ動作解析をするには、解析対象を撮影するカメラと動作解析ソフトウェアは不可欠ですが、その他に以下の補助装置群が必要です。
価格表・システム構成

ラインナップ

- Lineup -

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ワイヤレスLED型シンクロナイザ

複数の同期の取れない民生用DVカメラ等で撮影する時、LEDを各レンズの直前で同時に光らせ、その点灯時点を同期点とするものです。
送信機から受信機への光点灯信号は無線で送られますので、ケーブル引き回しの煩わしさから解放されます。無線到達距離は約600mで、送信機1台で受信機は何台でも使えます。構成のch数は受信器数を言います。
発光体支えバーを自在に曲げ、先端の広指向性LEDをレンズの直前に配置するだけです。外部にトリガ信号を出してありAD変換装置を同時にスタートさせられます。

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LED型シンクロナイザ

ワイヤレス型に対し、光点灯信号を有線で送るタイプで、LED発光器が4台付属しており、カメラ4台に対応します。
本体と発光器間は標準30mで、60m迄延長が可能です。長いケーブル引き回しの煩雑さは免れませんが、コスト的には優位です。

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全周囲光呈示器

従来LEDは高い指向性が特徴でしたが、周りから見えないという欠点もありました。近年180度程度の広い指向性を持つLEDが開発され、それを使うことでどこからでも見える光呈示器ができました。カメラが複数台ある場合でも、1台の光呈示器を全カメラから写る場所におけば良いことになります。赤色光なので視認性は大変高いです。

<仕様変更情報>
上部LED追加 筐体上部にもLEDが追加され視認性がさらに向上しました。真上からの撮影時にもご活用いただけます。(※ワイヤレス版・有線版共通)

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吊下較正装置/保持式ポール型較正装置/長尺較正装置

ビデオ動作解析の較正を行うための装置です。吊下、保持式ポール型、長尺の3種類があります。
すべての較正装置に軽量かつ経年変化の少ないカーボンパイプを使用しています。
吊下は、標点を取り付けたバーを吊下げて、約2.5m(1.25m×2本)の高さをカバーするもので、高精度の較正を行うのに適しています。
保持式ポール型は、約2.4m (1.2m×2本)の高さをカバーし、水準器を見てポールを垂直に立てることで較正を行います。工具を使わず組立が行えるため簡単に較正が行えます。
長尺は、約6m(1.5m×4本)の範囲をカバーする物で、棒高跳び、バスケット、バレーボールなど、高さのある空間の較正に適しています。

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反射マーカー

動作解析に用いる大小2種の反射マーカーと反射フィルム(素材)、医療用両面テープをセットにしたものです。
この反射マーカーにカメラ近傍から光を照射すると、光を真っ直ぐはね返して明るく光りますので、自動デジタイズがスムーズに行えます。これにベースを取り付けて接着面を広くし(固定テープを使用)剥がれにくくしたベース付反射マーカーもあります。
球の大きさは12φ、20φをメインにして、オプションで半球形6φが用意されています。固定テープは医療用両面テープを使っています。

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ポータブルバッテリ

AC100V/DC12Vの電源として使用できる大容量(20Ah)の充電式バッテリです。
電源コンセントの確保が難しい場所、電源環境を把握していない場所での実験や測定に持参すれば、電源の心配をすることなく電気機器を使用することができます。ビデオカメラ等に付属のバッテリが切れたときの予備電源として用意しておいても安心です。
サイズは316(W)×295(H)×134(D)mm、重量は8.3kgです。